SIMカードを知れば、モバイルはもっと広がる

海外のSIMカードをSIMフリー端末で使う

2018年04月06日 19時36分

海外では、多くの国でプリペイドSIMを購入して、その国で通話やデータ通信の利用が可能です。
実は海外の場合、プリペイドSIMカードを購入し、SIMフリー端末に挿すだけで使える場合もありますが、
近年ではセキュリティー上、SIMカードの購入にパスポートなどの身分証明書が必要な国が増えています。
 
プリペイドSIMカードを購入できる主な場所は空港や、ショッピングセンター等に入っている通信事業者のショップが一般的でしょう。
空港でプリペイドSIMカードを購入する場合は、旅行者用に特化した、一定の期間有効なデータ定額SIMなどを購入すると良いでしょう。
こうしたSIMカードには、ある程度の無料通話が含まれていることが一般的です。
 
また、データ通信はあまりしないけど、国際電話をかけることが多い方には、国際通話が通常よりもお得なレートで利用することのできるパッケージが
用意されている場合もあります。
国によりけり、通信会社によりけりですので、旅行の日程が決まってからリサーチすると良いでしょう。
 
海外旅行中、滞在国のプリペイドSIMカードを利用する
海外滞在中にプリペイドSIMカードを挿したスマートフォンで電話をかける場合、
 
日本への通話: +81(0をとった市外局番)(電話番号)
日本へ国際電話をかける場合は、まず+を入力します。スマホでは通常、0を長押しです。
続けて日本の国番号81を入力し、さらに続けて市外局番を、頭の0を除いて入力します。
たとえば日本の横浜市に電話をかける場合は、
 
+8145(xxx-xxxx)
 
になります。
 
国際電話パッケージのついたSIMカードを購入した場合は、このかけ方とは異なる場合がありますので、SIMカードの説明書を参照してください。
 
滞在国内の通話
滞在国内の通話は、普通に番号を入力するだけです。
 
滞在国のプリペイドSIMカードでデータ通信
海外のプリペイドSIMカードでデータ通信を利用することもできます。その場合はAPN(アクセスポイントネーム)の設定が必要になります。
 
通話の設定は、現地で端末にSIMカードを挿して、電源を入れるだけで設定が完了しますが、インターネットの設定は通常、自動的には行われません。
 
APN設定は通信事業者のホームページ等で確認することができますが、キャリアのショップでデータ通信パッケージのついたSIMカードを購入すれば、
スタッフが設定してくれるのでおすすめです。